RIOT『THUNDERSTEEL 30th anniversary edition』ゲット。初めて聞いた日、初来日公演、REUNION公演、全曲演奏ライブ・・・全ての興奮が蘇る!

RIOTの記念すべき復活作品であり、ヘビーメタル界の至宝であるアルバム、THUNDERSTEEL 30th anniversary edition をゲットした。

発売元はドイツのレーベル、メタルブレード。その内容が驚愕すべきものなので記録に残しておきたい。
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まず全容。
本作品はCDとDVDの2枚組。
30周年記念ということで、海外製品の割には(いや、最近はレコードの復権もあってライナーノート的な付録も充実しているらしい)オマケが沢山です♪
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ジャケットが見開きでその中の折り畳みを開くと・・・

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メンバーショット。
宣材写真やライブフォトに交じって日本のビラ(?)までありますね。

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その裏は歌詞カード。
そういえばCD販売当初はLPと歌詞カードが兼用で、折りたたんで封入していたものが結構沢山ありました。

【CDの内容は】
まずはオリジナル作品全曲。

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大好きなBLOOD STREETのalternate version 。
どこが違うのかよくわからないんだけど、CDを再生すると「alternate ending version」と書かれている。なるほど。アウトロでギターだけの演奏がオリジナル。そこにコーラスも加えられているのがこのalternateだ。

加えてライブでほとんど演奏されることのないBURIED ALIVEのalternate version。
冒頭のイントロのSEとギターソロがなく、いきなりギターリフから始まるバージョン。トニーのヴォーカルフィルインもオリジナルとは違う。そしてオリジナルでは冒頭に入っていたギターアルペジオとソロが曲の終わりに。ドンカマのクリック音も収録されたまま。

そしてサンダースティールアルバムから4曲1988年のライブテイク。
DVDに収録されているライブの音源かな?

【そしてDVD】
DVDの内容は盛りだくさん。
まずは1988年のテキサスでのライブ。
曲順はライブ用に変更しているが、当時の最新アルバムから全曲演奏!
古い曲も演奏されるが、わずか3曲。
日本では30周年記念でサンダースティールアルバム全曲演奏でクラブチッタを沸かせたが、海外ではこんなスペシャルなアルバムで盛り上がっていたんだな、と妙に納得。

サンダースティールアルバムで復活したばかりとはいえ、まだMike Flyntz 加入前でギター1人体制だというのにバッキング、フィルイン、ソロまでこなすMark Reale の凄さに改めて脱帽。
その上Mark とDon van Stervern でコーラスもとり、現在のRIOTとは異なるカタチなれど周到なリハーサルに裏打ちされた(たぶん)高度な演奏を堪能出来る。

BLOOD STREETSのイントロ。
ショボい音色のシンセはトニーが弾いているのかな?

トニー、Reunionのころとは違い、ハイトーンを軽々出している!
更に彼はライブでたくさん喋る(笑)
現ヴォーカルのトッドも喋るが、どちらかというと淡々とショーを進めていく感じ。
トニーは来日時も日本語を覚えて『もっと聴きたい?』と話していたのが印象的だが、ここでも再開の嬉しさを語ったりswords and tequila のヤラセ的煽りだったり、ステージの盛り上げもうまかったな。


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そしてDVDはこれだけでは終わらない。
まずは2009年、サンダースティール時代のreunionという形で開催された日本でのライブ。
10月24日と25日の両日収録されているが、自分が観たのは24日の公演。
ま、既にYoutubeにアップされているので目新しくはないが、当時の感動が呼び起こされてしまう。
Reunionの意味合いが感傷的にさせる原因か?1989年の初来日に次ぐ興奮を覚える。
この日(24日)の様子は拙ブログも併せて参照されたし。



そしておまけとして伊藤政則のテレビ出演した際の映像。
初来日公演時のメンバーインタビューだから、伊藤氏も若干興奮気味。
こちらも今やYoutubeで見ることが出来るのですから、便利な時代ですね。

更にRIOTとしては珍しいミュージックビデオクリップ。
どれも観たことあるマテリアルだが、改めて製品に収録されると嬉しいな。

BLOODSTREETS は赤とモノクロの組み合わせでミステリアスな雰囲気。
Donのベース投げ、怖くてマネできませんけど。

BORN IN AMERICAの古いテイストはいかにもアメリカン(笑)
いま観ると、冒頭の雰囲気はまるでThe Privilage of power のSEにも似ているような気がする。

RESTLESS BREEDはライブ映像にオリジナル音声を被せた、いわゆる口パク。まぁ、曲が良いからなぁ。この映像は初めて見た気がする。



いろいろな意味でRIOTの凄さを体感できるのですが、現RIOT(V)の様子は最新の2018年のJAPAN LIVEのDVDでお楽しみください。


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aquavit103

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丙午生まれの♂。
40歳から始めた自転車に乗り、20歳で出会ったRIOTというバンドを愛し、14歳から読んでいるスティーブン・キングの本を読むことを至上の喜びとしています。