昨年コンサートツアーがキャンセルとなったIRON MAIDENの新譜。「戦術」は9月発売です。

コロナ騒ぎがなければ2020年5月にコンサートへ行くはずだったIRON MAIDEN。

2020 COVID-19による公演中止

いろんなアーティストが発表の場を失われていますが、メタルアーティストも例外ではありません。
とりわけ生演奏の良さと迫力を魅せるのがうまいメタルバンド。
欲求不満も溜まるでしょうが、逆に新作をじっくり腰を据えて製作することが出来るとも言い換えることが出来ます。

そんなわけでようやくIRON MAIDENの新作である「戦術」のリリースがアナウンスされました。

ん?
何故この時代に日本語のタイトル??
答えはアルバムに先立って発表された新曲のPVにヒントがありそうだ。

曲は「The Writing On The Wall」。

実に意味深な内容。
列強各国が疲弊(あるいは腐敗)したディストピアに現れたのがバンドのマスコットのエディ。
最初はまるでザ・スタンドのランドルフラッグか黒衣の男を髣髴させるフードを被ったキャラ。やおら戦国武士風エディに変身しディストピアワールドを破壊し、助け出した人造人間(あるいは人質?)のカップルにリンゴを与え、二人で食す・・・という内容。

どうしてもキング作品、特に終末世界を描いた(まるでCOVID-19が蔓延る現在の世界)「ザ・スタンド」や、パラレルワールドと我々の世界の関係を語る「暗黒の塔」シリーズなどに重ね合わせて考えてしまう。

曲の作りも良い。
トリプルギターになってから、若干オーバープロデュースのきらいがあったメイデンだが、本作はシンプルでミドルテンポ、往年のHWOBHMそのものという雰囲気。
これぞメイデン。
これぞヘヴィーメタル。
まずはこのビデオを見ながら新作を楽しみに待つとしよう。


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aquavit103

Author:aquavit103
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丙午生まれの♂。
40歳から始めた自転車に乗り、20歳で出会ったRIOTというバンドを愛し、14歳から読んでいるスティーブン・キングの本を読むことを至上の喜びとしています。