久しぶりの朝イクリング(朝のサイクリングのことね)。
久七団子でもおやつに買おうかと思いましたが、残念ながら水曜日は定休日。
2006年に自転車に乗り始めたころからお決まりのコースの手賀沼周遊でもするかと思い、走りはじめました。とりあえず手賀沼CRを走るだけなら目をつぶっていても大丈夫なので(ゴメン、嘘ついた)地図を見る必要もないし、ここ数年サイコンも未設置なので速度とか距離とかケイデンスとか気にせずにポタリングです。
さて、昨年から手賀沼のハスの開花を見ることが出来なくなり、寂しい思いをしていますが、あまり期待せずにハスの群生地(この名称自体もう使えない・・・?)へ行きました。
案の定。
ハスを間近で見ることが出来る遊歩道はしばらく前から損傷がひどいので(それでも補修しながら使っていたのですが、ハスが全滅してから柏も修理する気を亡くしたようです)立ち入り禁止になっています。
今年もハスを見ることはできそうにありません。
こうなったら手賀沼とは隔離された場所にある
グウシレンを見に行くしかありませんね。
こちらは群生地脇の展望台からの眺めです。
水田に灌水中のため手賀沼の水位も高いのですが、以前ならハスの葉が浮かび始める時期なのに水面にはな~んにもありません・・・
さて、気を取り直して手賀沼CRを東へ向かいます。
あ。
そういえば前回訪問した
旧手賀教会、あれは2~3年前だったかな?
その後訪問する機会がなく、4月にリニューアルしたというニュースを見て行きたいと思っていたのを思い出しました。
早速、行ってみましょう。
いつものように手賀沼湖畔霊園、南蔵院をかすめながら走ると到着です。
久しぶりすぎて途中道をロストしましたが、無事到着です。
おぉ!
ぱっと見でもキレイになっている。
朝早い(見学時間が9時からでしたが、この時9時半くらい?)時間帯だったのに、学芸員(というのかな?)の方がいろいろ教えてくださいました。
まず驚いたのが駐車場が出来たこと!
教会裏手の傾斜下の土地を整備してありました。自転車なら道端に置けるんですけどね。
屋根。
茅葺き屋根をふき替えたようですが、全てではなく一部分のみだそうです。全部きれいにしたように見えますけどね。
良く見ると峰の部分と頂上、軒の先端にワイヤーが張ってあります。鳥による破損防止でしょうか。
中に入ると小上がりになっていて以前よりも「中に入ってご自由にご覧下さい」オーラが出てました。様々な説明があり、よりこの建物の成り立ちや特徴を分かりやすく読むことが出来ました。
クラウドファンディングでリニューアル費用を募り、不足分は柏市が負担したことや戦時中に疎開したり家を失った子供が一時居住していたことなど、写真や図解付きでパネル展示。
昭和30年代に住んでいた子供たちの写真がありましたが、近所の方がこれを見て「この子は〇〇ちゃんだっぺ」と、盛り上がっていたそうです(笑)。
今回のリニューアルでは基礎に近い部分まで解体、強度保持のための資材を投入し再現したということです。ただし、使える部材はもちろんそのまま残す工夫もしたらしいです。
例えば入ってすぐの談話室の障子。
こちらの写真が通常障子を閉めた状態。
ちゃんと隙間なくしまっていますね。
ところが、障子框が歪んでいて左右の障子を逆転させると左下にこんなに隙間が出来ちゃうという、まるで手抜き工事住宅のようです(笑)。
いや、逆か。
建物のゆがみに合わせて作り直したんだから、超優良物件ですね。
こちらは山下りん作のイコン複製。
以前も見たことがあるはずですが、忘れてます(笑)。
そうそう、書物の文書が漢字なんですよね。
そして今回のリニューアルで追加した施設が。トイレです。
あ、トイレの写真撮るの忘れた。
以前は古いトイレの痕跡があり、「あ~ここにあったんだ」くらいの認識でしたが、今回はその場所は屋外水栓に生まれ変わっていました。
この写真の左側にちょっとだけ見える新しい木材が新しいトイレの壁です。
ここに新設したんですね。
それにしても以前よりも敷石をひいてきれいになりました。
ちなみに入口に置いてあったのが昔のトイレ(というか便器)らしい。ちゃんと洗ってあるのでご安心ください。
自分の後にお客さんが来てしまったので係りのおじさんと話しが出来なくなってしまいましたが、古民家案内検定を取ろうとしていたり、アニメ・コミックの案内検定も取得したり面白そうなおじさんでした。
室内の見学スペースも追加されていたのですが、教会で洗礼に使用していた桶が置いてありました。
洗礼方法についての説明文もあったりして、とても興味深かったです。
ここにくると、輪友サスケハナさんを思い出します。
あ、お墓参りするの忘れた(笑)。
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