8.A Place Called Tomorrow(Demo):恐らくお蔵入りになった曲。ただ、ギターリフはLittle Miss Deathの原型だと思われる。確かにギターリフは良いが、ヴォーカルラインが単調すぎる??
9.Exciter:言わずと知れたJudas PriestのStained Class収録曲のカバー。元来ハイトーンヴォイスではロブとトニーには共通点はある。あるのだが、ビブラートのかけ方は全く異なる。というか、トニー独特のビブラートは好むと好まざるとに関わらず彼の大きな武器なので、これだけでRIOT節になるのである。もちろんデモバージョンだから、レコーディング中にジャムっただけなのか、それとも当時の彼らはSmoke On The Water や Out In The Fields などをカバーしていたので、その流れでどこかで発表するつもりだったのか??
ん~~~~~、後者かな。
10.When Lights Go Down(Privilege Of Power Demo):これはオリジナル作品っぽいですね。お蔵入り曲のようだが、そんな悪くないと思う。サビのところで「Run !」(かな?)と叫んでいるコーラスが雑だけど、ちゃんとアレンジを仕上げれば曲の印象は嫌いじゃない。
あ~、でもPrivilege~アルバムの他の曲と比べると弱いのかも。
11.Liar(Privilege Of Power Demo):演奏前の掛け声が小さく収録されている。曲調はBuried Alive に似ていて、もと曲だと思われる。ただ、サビメロがアメリカンロックっぽい雰囲気で、ハードでソリッドなTHUNDERSTEEL~THE PRIVILEGE ~時代のRIOTにそぐわなかったから収録されたのではないか?と勝手に推測してみる。
こういうミドルテンポのハードロック、好きなんだよね。
12.Killer(Tony All Vocals) (Privilege Of Power Demo):先のエントリーの『RIOT ARCHIVES VOLUME FOUR~』にも同曲のデモがある。しかし、本作に収録されているバージョンはホーンセクションが収録されていないし、コーラスワークも未完成という感じ。
より、曲のプロダクションの雰囲気を感じられる作りになっている。
13.On Your Knees(Privilege Of Power Demo):Killer同様初期のデモと思われる。あ、でもトニーのヴォーカル、かなりラフだな。コーラスも。音質はラフだけど、アレンジは7割方完成しているバージョンかな。ブリッジの部分の「On Your Knees」のコーラスは青少年合唱団みたい(笑)
14.Metal Soldiers(Privilege Of Power Demo):こちらもクサイアレンジのコーラス炸裂(笑)。各パートをブラッシュアップしていって作品として作り上げる過程がわかる という意味では貴重なマテリアル。
15.Killer(Instrumental Version) (Privilege Of Power Demo):先のトラックナンバー12がヴォーカルの試し録音のようなものだとしたら、こちらは音のバランスがバラバラ。カラオケバージョンと言えば楽しめるかもしれないが、一体だれがトニーのハイトーンヴォイスを歌うのだ??
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