太田出版の雑誌、ケトル。
大分前に(2月号ですからね)購入して、とっくに読み終わっていたのですが雑誌の場合すぐにエントリーアップするのも気が引けるので放置していました。
え~、普段購読していないので「ケトル」がどんな雑誌なのか知らずに購入しました。
ま、こんなもんでしょ。
恐らくそんな「
キング祭り」を反映しての雑誌特集だったのでしょう。
だって、表紙には『
キング原作 必見映画オススメ診断収録』の文字が躍っています。
マンガ、映画紹介、コラムなど雑誌だからてんこ盛り。
文藝春秋の永嶋俊一郎氏のコラムで
キング作品映像化の再来についての論評が面白い。
最新作「ペットセマタリー」の2人の映画監督のインタビューも興味深い。やはり、この2人、あえてオリジナルとは「ちょっとだけ」変えて怖さを増幅させていたのですね。確信犯です。
記事の見出しが「オリジナル版では触れられなかった邪悪なものにフィーチャーした」ですからね(ニヤ)。
そして以前から
キングファンであることを公言してはばからなかった漫画家の藤田和日郎画伯のインタビューが面白かった。
キングお得意の「これでもかってほど登場人物の背景を細かく描写してリアリティを出す」技を彼自身の作品にも応用しているらしい。ただ、彼の作品はキングと違って出来るだけハッピーエンドにしたいそうですよ。
彼の作品を久しぶりに読みたくなりました。昔、「うしおととら」にハマったクチですが、現在連載中の「双亡亭壊すべし」が面白そうですね。
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