ケトル Vol.52 読了しました。スティーブン・キング特集ってコトで久しぶりにこのテの雑誌を購入。

太田出版の雑誌、ケトル。
大分前に(2月号ですからね)購入して、とっくに読み終わっていたのですが雑誌の場合すぐにエントリーアップするのも気が引けるので放置していました。

え~、普段購読していないので「ケトル」がどんな雑誌なのか知らずに購入しました。

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ま、こんなもんでしょ。
ここんところ、キング作品はコンピレーション作品集「死んだら飛べる」が発売されただけでなく、映画も目白押し。

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11月にはITの続編「IT/THE END ”それ”が見えたら終わり」を鑑賞し、
12月にはシャイニングの続編であるドクター・スリープが公開され、
明けて2月にはペットセメタリーの2020年度版を楽しみました♪

恐らくそんな「キング祭り」を反映しての雑誌特集だったのでしょう。
だって、表紙には『キング原作 必見映画オススメ診断収録』の文字が躍っています。
マンガ、映画紹介、コラムなど雑誌だからてんこ盛り。
文藝春秋の永嶋俊一郎氏のコラムでキング作品映像化の再来についての論評が面白い。
最新作「ペットセマタリー」の2人の映画監督のインタビューも興味深い。やはり、この2人、あえてオリジナルとは「ちょっとだけ」変えて怖さを増幅させていたのですね。確信犯です。
記事の見出しが「オリジナル版では触れられなかった邪悪なものにフィーチャーした」ですからね(ニヤ)。

そして以前からキングファンであることを公言してはばからなかった漫画家の藤田和日郎画伯のインタビューが面白かった。キングお得意の「これでもかってほど登場人物の背景を細かく描写してリアリティを出す」技を彼自身の作品にも応用しているらしい。ただ、彼の作品はキングと違って出来るだけハッピーエンドにしたいそうですよ。
彼の作品を久しぶりに読みたくなりました。昔、「うしおととら」にハマったクチですが、現在連載中の「双亡亭壊すべし」が面白そうですね。
souboutei

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aquavit103

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丙午生まれの♂。
40歳から始めた自転車に乗り、20歳で出会ったRIOTというバンドを愛し、14歳から読んでいるスティーブン・キングの本を読むことを至上の喜びとしています。