アメリカのバンド、
HALESTORMのコンサートが2023年2月7日にZEPP DIVERCITY TOKYOで開催されたので参戦してきました。
拙ブログでの記事は以下の通り。
昨晩は興奮冷めやらぬ状態でスマホに感想を連ねてみたのだが、一夜明けて改めてまとめておきたいと思いここに記録する。
この日、有給で仕事をさぼったため、16:30~物販開始にも間に合うように移動。
すでに階段にファンが並んでいます。
ワクワク感満載で物販会場へ突入すると、Tシャツは2種類のみ。
ちょっと派手派手だったけど、やはりツアーデートがプリントされているバンTゲット。
なるほど。「2023ツアー」と銘打ってオーストラリア~ニュージーランドのデートも一緒。
もうひとつのTシャツはシンプルなデザインが良かったんだけど、ツアーデートは必須だね。
さて、荷物を隠ぺいして会場入り。比較的早い整理番号だったため「柵」の前確保。
こういう「もたれかかり」設備は年寄りには助かる。
超高齢者社会に向けてこういう気配りは嬉しい。
で。
HALESTORMの特徴の一つとしてリジー作詞の曲が女性(特に若いころの)の心情を激しく歌い上げるというところにある(と思っている)。
だから、普段のライブよりも女子率が圧倒的に高いと思っていたのだが、↑の写真をみると思ったよりも野郎が多い。
しかし、この写真を撮ったあとにぞくぞく女子が増えてきて、このバンドらしい比率になったのかな。
ライブ前のBGMは知らない曲が多かったものの、サバスやもしかしてDanzig?AC/DCなどの渋い曲構成だった。
会場暗転後ショーがはじまった。
ここからは本人興奮のるつぼだったため、適当に思いついたことを箇条書きにしておく。
☆スタートは当然 Back from the dead 。やはり新譜メインのセットリストかと思いきや、ちゃんと新旧織り交ぜて構成されていた。
☆もう最初のリジーの「声」を聴いただけで鳥肌が立つ。それだけ声に圧力だけでなく強い感情がこもり表現力も半端ない。やはり彼女のような「口が大きい」(誉め言葉)歌手は圧倒的な優位性を持つ。
☆そんな彼女、今回のワールドツアーでは様々な衣装に身を包んでいたが、この日はクマさんがプリントされた衣装(ツイッターで教えてもらった)。可愛らしいスカート姿で髪型もナチュラル。まるで日本の「誠実」なファンのために素をさらけ出しているようにも見えた(いや、「素」は知らないが)。
☆日本のファンに対する彼女の思いが分かった一言が「Thank you for listening our music」みたいなセリフ。中盤のピアノ弾き語りバラード3部作では会場は静まり返り、彼女の声を聞き逃さないようにしようとするファンの心情を読み取ってくれているようだ。
☆あ、そのバラード3部作。Break in, Dear daughter, Raise your horn の3つだが、どれも素晴らしい曲+抜群の歌声。常々思っていることだが、その辺のアイドルや奇をてらうだけのビジュアルバンドでは足元にも及ばないのがメタルバンドの書くバラード。
オジーだってゲイリーだってロニーだって(あ、トシがばれる)バラードの名曲を歌っている。
それらにも肉迫するほどのリジーの歌はあまりにも素晴らしく、落涙寸前でした。
☆バンド全体の曲作りについて。今どきのメロスピバンド、みんな上手ですごく速い曲をこともなげに演奏する。しかし、それらとは一線を画すのがこのバンド。ミドルテンポのナンバーでも重いリフにリジーのドスの効いた声が乗り、まるで創世記のヘヴィーメタルやブルース由来のヘビーロックのよう。ま、アラカンのワタクシでもノレるテンポということも嬉しい。
☆あれ?会場の作りと言いバンドのサウンドと言い、やはり高齢者社会を見据えた戦略なのか?
☆リジーが片言に話す日本語。いくつかの単語を的確に使う所や発音の良さ、いいね。以前RIOTではトニー・ムーアが起用に日本語を操っていたが、非常に似ていると思った。やはり良い歌手は耳も良くて外国語の発音に長けているということか。
☆途中前列の女の子をステージにあげて、一緒に歌うというハプニングあり。なるほど、オーストラリアのショーでもSNSに(恐らくリジーと一緒に歌ったであろう)女の子と一緒に満面の笑みを浮かべる写真があった。こういったファンを大切にするところも好感が持てる一因だ。それにしても羨ましいな。
あ、後でSNSで教えてもらったが、
HALESTORMのトリビュートバンドで歌っている人?らしい。
やっぱ、羨ましい。
加齢による記憶力低下のディスアドバンテージがあるものの、この2か月間HALESTORMをヘビロテしていたおかげで全ての曲を楽しめたし、何より積極的にファンサービスを行うメンバーの姿勢は好感を持てた。そしてうまい。
リジーの歌ばかりを褒めてしまったが、もちろん安定して重い(コレ大事)リズム隊とリジーが歌に専念できるように時には支え、時には導くジョーのギターも光っていた。
次回来日するときも必ず会いに行くからな。
追伸:自分にとって生涯で見たライブのナンバー3は以下の通り ↓。
1.1989年 RIOTの初来日公演
3.2023年 HALESTORM公演
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