2022年12月3日㈯、この日も無料コンサートに足を運んだので記録のためにアップする。
場所:スターツおおたかの森ホール
プログラム:
<猫の手 MAINS DE TROIS CHATS>
1.ラヴェル作 ソナチネ
2.ラヴェル作 組曲『鏡』より 道化師の朝の歌
3.モーツァルト作 オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より 男たち、なして兵士は(歌手が欠席のため演奏無し)
4.能祖将夫作詞、木下牧子作曲 なにかが、ほら(歌手が欠席のため演奏無し)
5.ドビュッシー作 『映像 第1集』より 第1曲 水の反映
6.ジェイコブズ・コーラー編曲 Englishman in New York
7.ジェイコブズ・コーラー編曲 人生のメリーゴーランド
8.メンデルスゾーン作 幻想曲 スコットランド・ソナタ
9.サン=サーンス作 オーボエソナタ ニ長調
10.モーツァルト作 4手のためのピアノソナタ 第1楽章
11.ドヴォルザーク作 スラブ舞曲 第5番
1.ヘンデル作 『水上の音楽』より アラ・ホーンパイプ
2.クリスマスソングメドレー
3.竹内まりや いのちの歌
4.モンディ作 チャルダッシュ
5.モーツァルト作 ホルン協奏曲 第1番
<全員合奏>
1.杉本竜一 Believe
2.中村八大 遠くへ行きたい
3.フレデリック・ロウ 映画『マイ・フェア・レディ』より 一晩中踊れたら
4.ハムリッシュ 映画『追憶』より The Way We Were
5.ヘンデル作 オラトリオ『メサイア』より ハレルヤ・コーラス(器楽合奏版)
アンコール
*アンダーソン そりすべり
とりあえず演奏曲数が多いので演奏時間が延べ3時間前後に渡ったことを記す。
全体的な構成を。
「猫の手」は多くが学生の若い集団。それなりの教育を受け、今も現役音大生だったりする人が多いので、安定の演奏力。
そして「流山
シニアアンサンブル」だ。プログラムによれば原則50歳以上で楽器保有者は加入要件を満たすとのこと。恐らくこの日の出演者の多くがワタシよりもセンパイだ。
つまり演奏順序としては、ヤング→シニア→コラボ という流れ。
これはね、構成の妙ですな。
詳細は後述するとして、このコンサートを知った時から、なにか気になっていたことがある。
なんだかどこかで聞いたことのある興行名(笑)。
そして当日会場へ足を運び、いただいたプログラム。
その裏表紙を見てピンときた。
もしかして昔観たことがあるのでは????
探しましたよ。自分のブログ。
自分、好き勝手に書いてる(笑)。
『周囲の音をもっと聞いて演奏したらいい』とか、『演奏に精いっぱいで音楽を楽しめていない』だの。
その時のコンサートは
シニアアンサンブルのみのコンサートだったと記憶していますが、今回は若者とのコラボ。つまりメリハリがあるのです。
加えて両者がコラボすることにより、お互いのことを意識しながら演奏するので意識の向上に役立つのです。最後のコラボ演奏に至っては音が分厚くなるだけでなく、隙間を補完しあうし、なによりも共演していて楽しかったんだろうな~という印象。
誤解を恐れずに書きます。
ヤングの演奏はそつなく演奏力も高い→しかしまだ向上中の身。個性を強く押し出すほど主張していない。
シニアのそれは昔取った杵柄的な意識で演奏しているのですが、そこはホレ、自分自身も感じている「肉体的な衰え」との戦いでもあるわけで、聴いていると心の中で「がんばれ~」とエールを送りながらの鑑賞。演奏する方も観ている方も頑張ったぞ!(笑)
いやしかし、齢90歳以上のプレーヤーもいるし、伴奏ピアノ奏者によるテンポの調整に助けられたり、「なんでこんな難しい曲に挑戦しちゃたの?」的な人もいるし、同じ楽器でもこんなにのめりこみ方が違うのか!な人もいるし。
なんだか人生の縮図をひとつの楽団からでも感じられるんだなという感想でした。
あ、でも、なんだかんだ、当日指揮も務め
シニアアンサンブルの指導・演奏を務めた横林歩氏に拍手だな。
追記:そうそう、この日のコンサートに行きたいと思った理由の一つに「スターツおおたかの森ホール」を見てみたいということもありました。
数年前から気になっているのですが、竣工後のこけら落としの公演などではジャズの町流山らしく大物ミュージシャンが出演する公演が目白押しで格安コンサートフリークの自分には敷居の高いコンサートが多かったような記憶があります。
会場内は大きすぎず小さすぎず、なかなか良いサイズのホールで使い勝手が良いなと感じた。ただ、お手洗いが少ないので高齢化社会の今、ちょっと足りないんじゃないの?
余計なお世話でした。
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