作家スティーブン・キングのベストセラー小説「レギュレイターズ」の映画化権を、米製作会社ボヘミア・グループが獲得した。
1996年に出版された原作は、米オハイオ州の閑静な住宅街に突然4台のワゴン車が現れ、住民たちに次々と発砲していく。街が混乱に陥るなか、ある住人は襲撃者たちが子ども向け番組や西部劇番組の登場人物で、家や街並みまでも西部劇の舞台のように変化していることに気づき、この街に住む両親を殺害された自閉症の少年が事件に関与していることわかるというパニックホラー。米Deadlineによれば、映画版「レギュレイターズ」はボヘミア・グループのジャスティン・ロスがプロデュースし、ジョージ・コーワンが脚本を執筆する。
とのこと。
おいおい、いきなりキンッグ原作ってバラしちゃうのかよ。
ま、だいぶ前の小説だから今更こだわる必要もないか。
ただ、このテの情報は途中で頓挫することが多く、信用度はあまり高くないのが常ですね。
周知のとおり『レギュレーターズ』と『デスペレーション』は、どちらも子供と悪の対峙をテーマにした作品。Rはリチャード・バックマンの作品で、Dはキング。
しかし、作品のカラーはかなり異なる。
レギュレーターズはまるでアニメの画面から飛び出してきたような荒唐無稽な集団が人々を殺戮していく。
方やデスペレーションはまるで現代風西部劇。田舎町で異変が起こり、調べていくと古い炭鉱から悪の意思が具現化しているのが分かってくる。
結局どちらも子供が解決するというオチではあるが、原作は圧倒的にデスペレーションが好き。
あ、でも、デスペレーションは既に映像化されてたっけ。
あの映画も悪くなかったような記憶がある。
次はレギュレーターズの番というところか。
Author:aquavit103
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丙午生まれの♂。
40歳から始めた自転車に乗り、20歳で出会ったRIOTというバンドを愛し、14歳から読んでいるスティーブン・キングの本を読むことを至上の喜びとしています。
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