相変わらず日本のメディアでは日本人が受賞した時だけ騒ぎます。
物理学賞の真鍋さんはそのお人柄もクローズアップされています。
いわゆる日本のマスコミ特有の『研究内容はよく分かんないけど、こんな面白い人物です』的な紹介をしがち・・・ということを差っ引いても個性的で業界(?)内でも一目置かれている存在のようですね。
で。
ご存じのようにノミネートされた人物は50年間公表されないので、受賞しない限りは記事の審議を確かめようもない。
ただね。
この記事には懐疑的な103です。
「ホラーの帝王」と呼ばれる
キングですが、非ホラー作品も多く執筆していることを知らない人も多い。
もちろん有名な映像化作品である「グリーンマイル」、「ショーシャンクの空に(刑務所のリタ・ヘイワース)」、「スタンドバイミー」などを知ってる人も油断するとホラー一色だと思い込んじゃうでしょ?
ただ、まぁホラー作品は確かに多いわけで、基本純文学が受賞される印象がある(これも思い込みかな?)
ノーベル賞で果たして正当な評価を得ることが出来るのかな?
加えて、スラングや4文字単語が飛び交うオハナシが受賞することが出来るのかということもある。
ま、リンク記事で風間氏が話しているように、「ホラーの形を借りながら、極限状況における人間の不安や欲望、野獣性を表現する。」という部分が評価されるか否かで判定は大きく変わってくるのでしょう。
最近はホラー一色だけでなくミステリーにも挑戦している
キング。
ビル・ホッジス トリロジーでは3作品でその手腕を発揮し、「ミスター・メルセデス」ではエドガー賞最優秀長編賞も受賞している。
ひょっとするとひょっとするかもしれないけど、そもそも
キングは受賞を喜ぶかな?
大衆に寄り添い、大衆のためのエンターテインメント作品を書き上げてきた彼。
幼少期から興味深いストーリーに取りつかれ、読者を喜ばせるためなら努力を惜しまない彼。
いわゆる
ノーベル賞という「箔」が彼の創作意識に悪影響を与えないか、危惧するところです。
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コメント
ま、キングが受賞したらビックリですが。
グルナ氏は大学教授を務めていたらしいので、大学の講師どまりのキングとは大違いです♪
103
2021/10/20 10:01 URL 編集 返信